断食センター
断食センターのこと、書くと言ってから
あれよと言う間に日が経ってしまいました。
断食センターっていっても、そんな「センター」っていうほど近代的ではなく、
いっちゃうと、まぁ「合宿所」という感じでした。
駅からクルマで7~8分、ちっちゃな森の入り口みたいなところに、
センターはありました。
個室が10室くらいと、あとは
トレーニングルームと治療室、食堂、お風呂、かな。
「この建物ゆがんでるぅ~」なんて思いながら部屋に案内されたら、
エアコンの下に・・・・・・ぎょえっ でかい、蜘蛛・・・
およそ直径10センチ。
センターの人は、「共存共栄ですからね~」なんて言いながら
退治してくれたけど、寒イボたちました(*_*;
とにかく1日目はなんにもたべちゃいけないので、
水を飲みのみ、本を読んだりテレビを見たりして、ひたすら耐えた。
しかし、CMって食べ物が8割くらいなのよ、発見。
そんなこんなで日が暮れだしたと思ったら、急激に眠気が。。。
なんとそのまま朝まで眠りコケテおりました。1日目終了。
2日目、蝉のものすごい鳴き声で起床。
風呂も入らずに寝たので、シャワーに行ったら(一応温泉)
部屋に戻る前に吐き気が。。。
なんで? 食べてないのに?
とにかくベッドに横になった。
そういや、昨日もらった梅干があったっけ、と思い出し、
食べてみた。
10人に一人くらい、断食の翌日に吐き気をもよおす人がいるので、
もしそうなったら食べてください、と渡されていたヤツ。
1時間くらいでおさまった。
梅干ってすごいな、見直したぞ。
さて、10時になって、重湯が出た。
久々の食事、うーー(~o~) でもなんだか一口運んで、
「なんか重たい・・・」「塩?」となんとも複雑な感じ。
正直、すごく負担に感じて、途中でごちそうさまをした。
意外。もっとガツガツすると思ったのに。
夕方5時にも、もう少し米が入ったお粥が出た。
ジャガイモの煮もの(ほとんど味はついてない)と、野菜スープ(具なし)も出た。
今度はおいしく感じだ。
が、完食はできずに、ごちそうさま。
センターの人いわく、
いつもの生活は体が欲して食べてるのではなくて、
体が食に支配されてしまっている人が多いんだそうだ。
習慣になってるから、時間がきたら、食べ物をみたら、欲しくなってしまうらしい。
いちどリセットすると、
体が主になって、食べ物の質、量、とるタイミングを考えるようになるんだそう。
断食したてのわたしには、
とってもなるほどのお話に思えました。
2泊3日の断食体験で、体重は1キロくらいしか変わらなかったけど
いままで気づかなかったこと、気にしなかったことに、いろいろ気づけたので、
行ってよかった!!と思います~